平成20年度大川エツ観光川開きが行われました


 5月1日(木)に筑後川でのエツ漁の解禁にあわせ、エツの豊漁と遊覧船の安全運航を祈願するための「大川エツ観光川開き」が大川市小保にある若津港浮き桟橋で行われました。
 全国でも有明海だけに生息する『エツ』。エツはカタクチイワシ科の魚で、産卵のため有明海から筑後川をのぼってくる5月から7月までがシーズンです。新鮮なエツの刺身やバラエティーに富んだ料理は、多くの食通に喜ばれています。
 エツ料理は、鮮度を特に保つ必要があるために、地元の料理店で味わうのが一番と言われてます。初夏の味を楽しみませんか?
(筑後川でのエツ漁解禁は、5月1日から7月20日までです)

この店でエツ料理を食べることが出来ます
遊覧船の安全運航とエツ豊漁祈願のための神事


神事にあわせて包丁はじめが行われました。
エツをおろし、神様にささげます。

※ エツ伝説
遠い昔。筑後川のほとり。渡船場にたたずむ一人の貧しい行脚僧。路銀がなく、船に乗せてもらえず困っている様子。見かねた若い船頭「私の船にお乗りなさい渡してあげますから」と、声をかけた。僧は喜んで「ありがとう。わたしにはお礼をする物がない。もし暮らしむきに困ることがあれば、この魚を採ってタシにしなさい」と、岸辺の葦の葉をとって川に流した。とたんに葦の葉は、銀鱗ひかる一匹の魚となった。これがエツのはじまり。旅の僧は、弘法大使であったという。

包丁始め

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